倚りかからず

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          もはや
          いかなる権威にも倚りかかりたくはない
          ながく生きて
          心底学んだのはそれぐらい
          じぶんの耳目
          じぶんの二本足のみで立っていて
          なに不都合なことやある
          倚りかかるとすれば
          それは
          椅子の背もたれだけ

               茨木のり子 ― 倚りかからず ― より 



10年くらい前に 大切なお友達から頂いた本。
タイトルになっている この『倚りかからず』という詩に とてもとても惹かれました。
今でも たまに引っ張り出しては読んでいる本のひとつです。

私は 自分で詩が描けるほどボキャブラリーはないけれど
心の中に浮かんだ気持ちを フッと吐き出してしまいたいと思う事がある・・・
でも 中々うまくはいかないものです(笑)

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by lairack_0817 | 2010-04-05 00:22 | α 700